症例:左足の坐骨神経痛

左臀部から足先にかけて痛みと痺れがひどい。特に朝起きた時が一番辛い。夜中に足をよくつる。

■ I.K様: 女性 58歳  職業:窓口業務   症例報告集に戻る 

問診検査

<問診>年明けに親の介護中ぎっくり腰を起こし、一時はよくなったものの、その一週間後から左のお尻から足先にかけて痺れと痛みがある。特に朝起きた時が一番辛く、しばらく起き上がれない。午前中はびっこをひきながら過ごす状態がここ2週間続く。仕事は重い物を持つことが多く、常に動き回り足腰に負担がかかる。

また、明け方にふくらはぎをつることが多くなんとか改善させたい。ライブに行くことが好きでこの状態だと辛くて楽しめない。

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<検査>今は立っていると左足に軽く縛れがあり、朝の痛みと比べるとそれほど状態は悪くない様子。

○左に上体を回すと左腰に痛みが走る。

○骨盤が右にあがっており左重心になっている

○殿筋及び梨状筋がかなり硬くなっており、押圧時痛みもあり

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カルテより

<初診>起床時に毎朝坐骨神経痛があることから、寝ている間に坐骨神経を圧迫する状態でいる可能性があるため、殿筋、骨盤矯正、股関節調整等坐骨神経にかかわる調整をする。

~施術後~

左に上体を回した時の痛みが軽減し、歩行時もさほど痛みはない様子。

腰痛予防のエクササイズに加え、ふくらはぎがつってしまうことを予防する栄養素を摂取するように指導する。睡眠時は患部の圧迫を防ぐ方法をアドバイス。

 

<二回目>3日後に来院。起床時の痛みがかなり軽減し、少しだるいくらいで仕事も問題なくこなせた、と喜びの声を頂く。ふくらはぎもつっていないとのこと。今回も坐骨神経痛の調整を行い、骨盤を整える。

 

<三回目>初診から一週間後来院。二週間前は大好きなライブに行っても、痛くて立っているのがかなり辛い状態だったが、今回ずっと立ちながら動いていたが問題なかったとご報告を受ける。睡眠時に患部の圧迫を防ぐ療法をしなくても、起床時の痛みも消失した模様。

 

 

<四回目>初診から2週間。ご実家で母親の介護をしてきた。以前は腰痛が毎回出たが、今回は問題なくこなせた。坐骨神経痛はでていない模様。今回で主症状の坐骨神経痛がほぼ完治したので、ご本人のご希望により二週間に一回メンテナンス施術に移行。

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コメント

坐骨神経痛の原因はいくつかありますが、Yさんのケースは臀部の筋肉と歪みが主な原因でした。いくつか治療院を回って当院に来院されたようですが、その人に合った最適な施術を行うことで、効果も早く実感できると思います。Yさんの御主人さん、お子さんもご来院されており身体のケアをされています。今後、坐骨神経痛や腰痛に悩まされることなく、ライブ、仕事と、より充実した日々を過ごしていただけることが我々の喜びでもあります。 
 
                                     担当    東



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