症例:産後の骨盤矯正・腰痛・右手首腱鞘炎

出産後左の骨盤が上がっているのに気付き、産後から腰痛もある。また、右手首の腱鞘炎にもなっている。

■ Y・H様: 女性 33歳  職業:専業主婦   症例報告集に戻る 

問診検査

<問診>出産後入浴時に鏡をみたら、左の骨盤が左と比べて上がっているのに気づいた。今まで腰痛は感じたことがなかったが、産後から腰が痛くなることがしばしある。また、育児や家事による右手の使い過ぎによって親指側の手首に痛みが走る腱鞘炎を発症している、と整形外科の医師より診断を受ける。

<検査>骨盤・・・・左の骨盤が1.5㎝上がっていることで、右のウェストのくびれがなく、左のくびれがかなりある。骨盤の開きはそれほどないが反り腰が強く、下腹部が出るポッコリお腹になっている。

歪み胃下垂

    腰痛・・・・反り腰に加え、骨盤のゆがみによる重心バランスの悪さが片方の腰に負担をかけている。それに加え、育児によって抱っこやおんぶなどの腰への負担が重なり、産後の腰痛になっていると考えられる。

    右手首腱鞘炎(ドゲルバン病)・・・握ったり、物をつかんだりすると親指が痛く、家事、育児が思う様に出来ない。

 


カルテより

<初回>当院の既存クライアントさんであるYさんが出産後、おんぶや抱っこ、育児や家事による右手の使い過ぎによって親指側の手首に痛みが走る腱鞘炎を発症している、出産後骨盤が開き気味で左の骨盤が上がり、左腰のくびれが右よりも強くなってきている。

 

<施術>腱鞘炎や筋肉の使い過ぎにより痛みが、腕全体に広がっているため、腕橈骨筋、長拇趾外転筋含め肩周り、肩甲骨周りの筋肉の緩和操作を行う。手根管(手首付近)のずれを調整。

骨盤調整で左骨盤の上がりを調整及び左回旋のねじれを矯正。同時に腰痛に係る筋肉のトリガーポイントも緩和させる。

 

<二回目>骨盤の左右差は前回と比べ、0.5㎝ほどになっている。再び骨盤の左右差及び反り腰の調整をする。腰を前屈した時に上部の腰椎が痛むため、トリガーポイントを含め、腰椎の関節の動きをつけ整えていく。痛みが10から3くらいに緩和。

腱鞘炎の調整、豆上骨(小指側の骨)が下に落ちていることで、尺骨が圧迫され肘、手首に痛みがあるため、正しい位置に戻す調整をする。

 

<三回目>腰痛はかなりよくなっているが、手首は子供を抱っこしたり、日常生活で右親指の使用頻度が高く変化が出にくい。前回と同様に施術。くびれは左右差が無くなっている。

 

<四回目>腰痛はほぼ痛みが消失。手首は使いすぎるとつるが痛みは三回目の施術以降かなり良い方向に変化している。施術は前回同様、手首の骨、腰のずれを調整。

 

<五回目>手首は違和感がまだ残るが、使用頻度が高いせいもあり左手も使う様にアドバイスをする。今回は全体的に身体が疲れているため、トリガーポイント含め全身ケアの調整をメインに施術をする。

 

<六回目>手首、腰痛共に痛みが消失したため集中期間を終了する。以後Yさんのペースに合わせ予防メンテナスをおすすめすると同時に自宅での自己調整法を行ってもらうようアドバイス。

 

 

 

 

 

 


コメント

妊娠から出産時における骨盤(仙腸関節、恥骨)の歪みはリラキシンというホルモンの影響により2ミリから5ミリと言われています。場合により仙骨が不安定になることで骨盤内不安定症などの腰痛になることがあります。また、産後はお子様を抱っこしたりおんぶしたり、前屈でおむつを変えるなど腰の負担は大きくなります。身体に不調が出ると育児にも影響しますので、お母さんの身体を整えながら子育てをされることが大事です。   担当 東



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