症例 【 可動域肩 】

症例 【 可動域肩 】
Aさん 40才 男性 症状:可動域肩
体の痛みを訴える事がなくなり、メンテナンスに来院されている方は、ご自身の体に対する意識が変わっていきます。 中でも多いのは、スレッチの指導を受けてセルフケアを実行し始めると、自身の身体の硬さに気付いて、より柔軟性のある体にしたいと思われるようです。
問診 肩周辺の柔軟性をあげていきたいと願う、40代男性Aさんの場合
「下記の写真のとおり施術前の状態では、肩甲骨あたりで、手を上からと、下からで合わせようとするが、出来ないほど肩関節の可動域が狭くなっている」
施術前の状態 下から上へ這わす手が腰の付近に達すると、痛みが起きてしまう。

施術前の状態
施術後の状態 施術前に起きたような痛みを感じることなく、指先をつけることができた。

施術後の状態
施術のポイント ①肩関節周辺筋肉へのトリガーポイントセラピー
肩のモビリぜーションをしながら、肩の回旋腱盤を構成する筋肉へアプローチ。上記の動きで生じる痛みは、肩甲棘外側付近であることが特定される。
②大胸筋のストレッチ
右の肩関節が内旋ぎみである状態なので、右の大胸筋や小胸筋の伸長を促す。
③視覚で確認
どのくらいで指がつきそうなのかをメジャーで計測し、その長さを実際に見てもらう。
アドバイス 動きで起きる痛みが、可動域を狭めてしまいます。動かせる範囲を少しずつでもいいので、広げるように意識的に動かすこと。肩周辺の筋肉をストレッチしたり、肩を動かす体操を。