症例:左腰~左脚にかけての痛みや痺れ

1週間程前から左腰が痛みだし、同時に左脚には痺れが発生している。

■ K.S様: 男性 40歳  職業:調理士   症例報告集に戻る 

問診検査

<問診>

1日10時間以上調理の為立ち続けている。一週間前から、激しく出る左の臀部から足先にかけて痛みとしびれによる来院。腰痛に関しては20年程前から症状があり、マッサージ店で改善を図るも症状がすぐにぶり返し、根本的改善を望まれて来院。

<検査>

1.痺れ

殿筋全体に強い筋肉の硬結がみられ、長時間、長期間の立ち仕事が原因で下肢に神経症状が出やすい筋肉を圧迫し、痺れが出ているものと思われる。

2.腰痛

ワークスタイルを確認した所、日々長時間の立ち仕事の中で、重たい荷物を運ぶ時や調理中に前屈みの姿勢をとる事が多く、それが要因の一端なのか腰の筋肉の硬結が著しく、押圧するとかなりの痛みを感じている。


カルテより

1回目

<初日>殿筋・大腿筋・内転筋を中心に筋肉の緩和とトリガーポイントをリリース。股間節の可動域を広げ、関節にも動きをつけていく。筋肉の硬結がかなり強い。
<施術後>全体的にあった痛みと痺れが軽減する。臀部のストレッチによるホームケアを行なってもらうようアドバイス。

2回目

<3日後>施術後翌日は症状が軽減したが、術後2日で再び痺れ及び痛みが出てきたとのこと。初回と同じく筋肉、関節の緩和操作を中心に施術。

3回目

<6日後>症状は徐々に軽減しているが、痺れが残っている状態。
<エクササイズ>殿筋ストレッチ・大腿筋ストレッチ・キャットエクササイズ

4回目

<13日後>症状にかなりの変化がみられ、就寝時と立位姿勢での痺れと痛みが、少し違和感がある程度に改善してきた模様。
実際、神経を圧迫していた筋肉がかなり柔らかくなっており、痺れや痛みを感じない時間が多くなってきている。
<エクササイズ>ウォーキング(内転筋周りの強化)

5回目

<22日後>日常生活でほとんど問題なくなるまでに改善。痺れと痛みの症状は3日前より発生していないとの事。しばらく一週間の間隔で様子をみる。

6回目

<27日後>

先回施術以降、痺れや痛みが全く発生していない。この時点で改善施術から再発防止メンテナンス施術へとシフトする。


コメント

症状が収まるまである程度の時間を費やしましたが、K.S様の「再発したくない」「中途半端では改善できない」と決断をされて当院へいらした事を鮮明に覚えています。
調理士という仕事柄、身体には一般職の方より相当の負担が掛かります。
1日延べ12時間程立ち続けている事を聞き、驚きでした(;'∀')
今後はご自身の身体をケアして頂く意識を維持して頂いて、二度と再発しないように当院と共に頑張っていきましょうね(*^-^*)
「身体は資本」ですから♪

担当:小嶋



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